Colombiaの夜を窪寺夫婦はどこでどうやって過ごしたのか見てみましょ〜
10/9 : 空港泊
10/10〜18 : mateo宅
事前にduchas calientesでアポ。
10/19 : 空港泊
色々訳ありで空港にトンボ帰り。。。
10/20 : 建築現場泊
75kmくらい走った後、近隣住民に聞き込み。親方に了承を得た末にキャンプ。
10/21 : 料金所横の施設
95kmくらい走ったて丁度止まった料金所横に救急隊とか警察の事務所があり、彼等の計らいによりシャワーと電気と扇風機(天井のファン)をゲット。
10/22〜23 : Andrés宅
事前にduchas calientesでアポ。
10/24 : 洗車場横の家の中
坂を上り切ると良い感じの空き家らしき建物を発見。隣の商店に交渉の末、一晩を過ごすことに。しかし詰めが甘かった為20000pesosを支払うことに。
10/25〜26 : Hernando宅
事前にduchas calientesでアポ。
※5人旅のスタート!!
10/27 : 駐車場横のデッドスペース
事前にduchas calientesで連絡していたCalros家族の案内により快眠。
10/28 : Luis宅2階
走行中にバイクを横付けして「お前ら5人そんなに荷物抱えて何してるんだ?」と質問攻めしてきたLuisと並走しながらの交渉の末、快眠。
10/29 : 消防署
街に着いては消防署に直行。シャワーにwifi、電気にビール。
10/30 : パン屋
前日とは異なり消防署には断られるもパン屋にチェックイン。
10/31〜11/1 : eduardの所有地でキャンプ
Popayanという街を目指している最中に車を止めてきたeduardのご厚意により、快適な2泊。
※しかしHannesとImmoとは一旦ここでお別れ&Laloとの3人旅スタート。
11/2 : eduardのお父さん宅
eduardの計らいで15kmしか離れていない彼のお父さんの家に。走りたかったけれどLaroのクレジットカード問題解決に時間が必要となった為、まあ良し。
11/3〜6 : Bolis宅
これまた道中に知り合ったバイカーBolisが自宅に招待。この日はShizukaの誕生日ということでビールにピザにケーキまで奢ってくれる。ナンダカンダで4泊。
11/7 : Hostel
次の日の上り坂60kmを見据えて宿へ。20000pesos。
11/8〜11 : Dorys宅
事前にduchas calientesでアポ。
11/12 : 民家に逃げ込む
夕闇迫り雨も降り出す中、Laroの交渉によって安眠出来る場所をゲット。
11/13 : Ozkar 宅
事前にduchas calientesでアポ。
と言うわけで計36日間で費やした宿代は40000pesos=たった約1400円!!
Colombiaは国土70%がジャングル。僕達も道中に友達と待ち合わせするという予定もありPanamericaという南米各国をつなぐ物資輸送には欠かせない幹線道路を走るだけに終始。美しい山々は遠く、排気ガスに気持ちを悪くしながら走ることもしょっちゅう。
けれど一方では人と触れ合う機会がとても多かった。
走るだけ走ってホステルに直行したら
お金を払って部屋に閉じこもって何となくWifiするで終わるのがオチである。
地元住民と交流を図ることで得られたのは
・寝床、シャワー、たまに食事とビールの奢り。
・地元を案内してくれるガイド。思いがけない待遇。
・僕達が彼等に料理を振る舞うという機会。
・語り合い、たまにダンス、たまに音楽。
↓
・眠れない夜、結果次の日もスタート出来ず連泊。
↓
旅がより一層楽しくなる!! 全くスケジュール通りには進まんけれど!!(笑)
全く見ず知らずの人達と距離を縮めていこうというのは勿論リスクも含んでいますが、しかし旅の醍醐味がそこにあるのも事実です。
2016.10.09〜11.13迄
2016/11/01
旅は道連れ自転車で 「Vamos Lalo!!」〜Colombia vol.3〜
5人旅をスタートして早4日目の午前中、Laloが左膝の痛みを訴えた。どうやら相当に痛むらしい。
途中で時計を落としたlalo。バイカーにお金を払って一緒に10km程戻ってもらうも見つからず…ちょっとした厄日か
国籍も年齢もとにかくこれといった共通点も無い5人がひょんなことからある日一つ屋根の下に集まり、翌日から自転車に家財道具一式を携えて異国を旅する。
それは僅か4日間だっとしても各々にかなりの刺激を与えた。
TomokiとShizukaにとって「5人で走る」というのはやはりPablo、Oriol、Janitaと共にUshuaiaを目指したあの頃を何度も甦らせたが、今回は自分達は明らかに皆をリードする側であった。
ダントツで年上、南米走行歴も有りスペイン語もまあまあイケるとなれば自ずとそうなるだろう。それでも肩肘張ることもなくただ単純に自分達のペースを貫けたのはやはり経験が成すもので、事前にアポを取っていたDuchas calientes (warmshowers) に彼等を紹介したり、地元の消防署や走行中に知り合ったバイカーと今夜の寝床をお願いすることに他の3人は疑心暗鬼になっていた部分もあったがTomokiとShizukaには「この方が旅は面白い」とそれなりの確信があった。
HannesとImmoはこの数日間に対し決して同じ印象を抱いている訳では無いだろうが、ひとつ確かなことはこの5人旅が彼等の旅の後半に訪れていたら2人はもっと楽しめていたに違いない。
数日前にBogotaから走行し始めたばかりの彼等にとってはTomoki &Shizukaが提案した「Hostelに泊まる前にその他を当たってみる」というやり方は「スペイン語力を要する」という点で少しハードルが高かった。彼等もスペイン語を学びたいという意欲はあるものの、一日中走り倒した後に地元住民との「外国語教室」に励もうなどという余力は残っていなく、それよりはHostelに泊まり充分なプライベートな時間とWifiを確保したかったのだ。
加えてHannesは12月17日にPeruのLimaに到着する彼女を迎えに行くという明確なプランを控えていて、それを実現するにはこのメンバーのスピードは絶望的に遅かった。
明日の別れを予感させた、甘酸っぱい夜…
そしてLaloはというと、基礎体力そして装備的にも準備不足のままスタートを切ってしまったといえる。
走り方は未だ定まらず、装備に関しては言い始めたらもうキリがないのだけれど、例えば必要最低限な水も運べなければ携行ライトとかタイヤの予備チューブ等必需品を揃えていない。その一方で満場一致で要らないっていう物ばかりで荷物を重みを増している。
「これがメキシカン」と言うのが皆を妙に納得させるのだが、その割にメチャクチャ臆病でナイーブだっていうのが本当に困ったもんだっつの!!
とにかくLaloが膝を痛めては明日はまともに走れないというのが決定的な要因となり、僕達の5人旅は計5日間322kmでとりあえず終わりを迎えることになった。
けれど振り返れば、結局メチャクチャ楽しくてまた一緒に走りたいと全員がそう思っているのである。
頑張ろうぜLalo!!
途中で時計を落としたlalo。バイカーにお金を払って一緒に10km程戻ってもらうも見つからず…ちょっとした厄日か
国籍も年齢もとにかくこれといった共通点も無い5人がひょんなことからある日一つ屋根の下に集まり、翌日から自転車に家財道具一式を携えて異国を旅する。
それは僅か4日間だっとしても各々にかなりの刺激を与えた。
TomokiとShizukaにとって「5人で走る」というのはやはりPablo、Oriol、Janitaと共にUshuaiaを目指したあの頃を何度も甦らせたが、今回は自分達は明らかに皆をリードする側であった。
ダントツで年上、南米走行歴も有りスペイン語もまあまあイケるとなれば自ずとそうなるだろう。それでも肩肘張ることもなくただ単純に自分達のペースを貫けたのはやはり経験が成すもので、事前にアポを取っていたDuchas calientes (warmshowers) に彼等を紹介したり、地元の消防署や走行中に知り合ったバイカーと今夜の寝床をお願いすることに他の3人は疑心暗鬼になっていた部分もあったがTomokiとShizukaには「この方が旅は面白い」とそれなりの確信があった。
HannesとImmoはこの数日間に対し決して同じ印象を抱いている訳では無いだろうが、ひとつ確かなことはこの5人旅が彼等の旅の後半に訪れていたら2人はもっと楽しめていたに違いない。
数日前にBogotaから走行し始めたばかりの彼等にとってはTomoki &Shizukaが提案した「Hostelに泊まる前にその他を当たってみる」というやり方は「スペイン語力を要する」という点で少しハードルが高かった。彼等もスペイン語を学びたいという意欲はあるものの、一日中走り倒した後に地元住民との「外国語教室」に励もうなどという余力は残っていなく、それよりはHostelに泊まり充分なプライベートな時間とWifiを確保したかったのだ。
加えてHannesは12月17日にPeruのLimaに到着する彼女を迎えに行くという明確なプランを控えていて、それを実現するにはこのメンバーのスピードは絶望的に遅かった。
明日の別れを予感させた、甘酸っぱい夜…
そしてLaloはというと、基礎体力そして装備的にも準備不足のままスタートを切ってしまったといえる。
走り方は未だ定まらず、装備に関しては言い始めたらもうキリがないのだけれど、例えば必要最低限な水も運べなければ携行ライトとかタイヤの予備チューブ等必需品を揃えていない。その一方で満場一致で要らないっていう物ばかりで荷物を重みを増している。
「これがメキシカン」と言うのが皆を妙に納得させるのだが、その割にメチャクチャ臆病でナイーブだっていうのが本当に困ったもんだっつの!!
とにかくLaloが膝を痛めては明日はまともに走れないというのが決定的な要因となり、僕達の5人旅は計5日間322kmでとりあえず終わりを迎えることになった。
けれど振り返れば、結局メチャクチャ楽しくてまた一緒に走りたいと全員がそう思っているのである。
頑張ろうぜLalo!!
2016/10/26
旅は道連れ自転車で「各々の相性は!?」〜Colombia vol.2〜
TomokiとHannes
お互いにこのチームの舵取り役と自覚。
Hannesは旅を始めたばかりということもあり地図や標高等あらゆるデータを手堅く収集してから明日に臨む一方で、Tomokiはそれらデータを気にもしないがスペイン語で地元情報を聞き込んだり通るべきであろう街々のDuchas Calientesメンバーに事前にメッセージを送り、皆が快適な休養をとれるよう図っている。
またTomokiはLaloにShizuka、Hannesはimmoとお互い目を配るべき相方について色々意見を交わしたりと、なかなか理想的な関係が出来上がっている。
HannesとImmo
Hannesにとってはちょっとした悩みの種。まず第一に彼等はネットを通じて知り合ったばかりで旧知の仲とかでは無い。そしてlmmoのhannesに対する依存度がメチャクチャ高い。Immoはこの旅の明確な計画も持っていないので自分で地図をチェックすることもなく、自転車整備の道具もHannes任せ。
僕達と知り合う迄Hannesは毎回2人分の食事を拵えていたらしく、この間なんかImmoはHannesに「多分、僕達は君のテントを共有出来るよね(だから僕はテント運ぶ必要無いよね?)」と提案してはJannesを唖然とさせたそうだ。
HannesはImmoより断然に速い。彼はいつでもImmoを置いてけぼりに出来るのだがそれは彼の義理と人情次第である。
ImmoとLalo
超不思議なドイツ人と無計画なメキシコ人コンビの相性というのは、誰にも判断が付かない。
LaloとShizuka
子供のようにはしゃぎ不安定な走行を披露するLaroをShizukaは心配しつつも、可愛い奴だなと思っている。
ShizukaとTomoki
Bogotaでひょんなことから大喧嘩。約2年続いた旅もここまでかと…しかし2人を取り巻く状況は一変。
話題はもっぱらLaloのことばかり。旅を始めたばかりの彼にどのようなアドバイスが出来るのか日々試行錯誤中。
TomokiとImmo
TomokiはHannesからImmoについて色々と聞いているので、こりゃ教育しなきゃいかんとお節介魂に火がついたものの始めの数日でなかなかのタマだと認識。
Immoは頼り甲斐のありそうな兄さんとの出会いを素直に喜んでいる。
ImmoとShizuka
緊張の自転車旅初挑戦ながら相方Hannesは自分より断然ペースが速いとなると、Imooは旅始めにして既に自信喪失気味だった。実際HannesがTomoki&Shizukaと会った時、彼等はとある壮絶な上り坂を自転車で進んでいたのだがimmoはというと既にそれを自転車で越えるのを諦めてはヒッチハイクを敢行し頂上でHannesを待っていた。
もし僕達と合流していなければ早い時点でドイツに帰国していたかもしれない。
だから彼にとって、女性ながら南米という厳しい条件を挑戦しているShizukaとは「自分も頑張らなきゃ」と奮起を促してくれるメチャクチャでかい存在なのだ。
HannesとLalo
23歳とは思えない程大人びているHannesと29歳とは思えない程子供っぽいLalo。
初日と2日目なんかHannesは「こんな奴とペース合わせらえるのかよ…」みたいな時もあったのに日に日に仲良くなってはとても良い感じ。Laloは既に何度もHannesに助けられている。
LaloとTomoki
予想以上にハードな自転車旅を自分がやり遂げられるのか、イメージしていた旅と現実とのギャップにLaloは戸惑い気味。それを他人に知られまいと力んでペダルを漕ぐも空回りしてペースを乱すのが余計にTomokiの心配を買っている。
HannesとShizuka
グループの紅一点しかもスペイン語が理解出来て、どんな時でも笑顔を絶やさないShizukaをHannesを尊敬している。
2016/10/23
旅は道連れ自転車で「メンバー紹介」 〜Colombia vol.1〜
Tomoki : 日本人33歳
自転車旅歴 : 約1年
スペイン語力 : 60%
英語力 : 40%
日本語力 : 70%
ドイツ語力 : 0%
現在の心境 : 今回リーダー(と思っているのは俺だけか)っぽくなっているので変な気分
Shizuka : 日本人29歳(このセクション中に30歳に)
自転車旅歴 : 約1年
スペイン語力 : 40%
英語力 : 60%
日本語力 : 70%
ドイツ語力 : 0%
現在の心境 : 仲間が増えて嬉しい
Lalo : メキシコ人29歳
自転車旅歴 : ほぼ無し
スペイン語力 : 100%(多分)
英語力 : 40%
日本語力 : 20%
ドイツ語力 : 0%
現在の心境 : 初の自転車旅に高揚感たっぷり(危なっかしい)
Hannes : ドイツ人23歳
自転車旅歴 : ヨーロッパ圏を数日走った程
スペイン語力 : 5%
英語力 : 60%
日本語力 : 0%
ドイツ語力 : 100%(多分)
現在の心境 : 未知なる大陸での挑戦を始めたばかり。自分のことで精一杯なのに、ネットで知り合ったばかりのImmoは期待とは裏腹に自分におんぶに抱っこ状態で少々ウンザリ気味。
Immo : ドイツ人25歳
自転車旅歴 : ほぼ無し
スペイン語力 : 10%
英語力 :60%
日本語力 : 0%
ドイツ語力 : 100%(多分)
現在の心境 : 良い奴だけれどHannesに依存中の不思議君&タバコ配給係
MéxicoからColombiaに飛んだ後にまさか、まるで2014年末かのように5人旅になるとは…しかもこのメンツ。
何が彼等を引き寄せたのか誰も知る由も無く
しかし何かの縁でしょうか見据える方角だけは何となく一緒なワケです。
ただそれだけで今日も彼等は見知らぬ土地を着の身着のままウネウネサクサクと共に進んでいるのであります。
ここに2014年以来の「旅は道連れ自転車で」シリーズの始まり始まり。