2016/10/26

旅は道連れ自転車で「各々の相性は!?」〜Colombia vol.2〜


TomokiとHannes
お互いにこのチームの舵取り役と自覚。
Hannesは旅を始めたばかりということもあり地図や標高等あらゆるデータを手堅く収集してから明日に臨む一方で、Tomokiはそれらデータを気にもしないがスペイン語で地元情報を聞き込んだり通るべきであろう街々のDuchas Calientesメンバーに事前にメッセージを送り、皆が快適な休養をとれるよう図っている。
またTomokiはLaloにShizuka、Hannesはimmoとお互い目を配るべき相方について色々意見を交わしたりと、なかなか理想的な関係が出来上がっている。






HannesとImmo
Hannesにとってはちょっとした悩みの種。まず第一に彼等はネットを通じて知り合ったばかりで旧知の仲とかでは無い。そしてlmmoのhannesに対する依存度がメチャクチャ高い。Immoはこの旅の明確な計画も持っていないので自分で地図をチェックすることもなく、自転車整備の道具もHannes任せ。
僕達と知り合う迄Hannesは毎回2人分の食事を拵えていたらしく、この間なんかImmoはHannesに「多分、僕達は君のテントを共有出来るよね(だから僕はテント運ぶ必要無いよね?)」と提案してはJannesを唖然とさせたそうだ。
HannesはImmoより断然に速い。彼はいつでもImmoを置いてけぼりに出来るのだがそれは彼の義理と人情次第である。





ImmoとLalo
超不思議なドイツ人と無計画なメキシコ人コンビの相性というのは、誰にも判断が付かない。





LaloとShizuka
子供のようにはしゃぎ不安定な走行を披露するLaroをShizukaは心配しつつも、可愛い奴だなと思っている。






ShizukaとTomoki
Bogotaでひょんなことから大喧嘩。約2年続いた旅もここまでかと…しかし2人を取り巻く状況は一変。
話題はもっぱらLaloのことばかり。旅を始めたばかりの彼にどのようなアドバイスが出来るのか日々試行錯誤中。






TomokiとImmo
TomokiはHannesからImmoについて色々と聞いているので、こりゃ教育しなきゃいかんとお節介魂に火がついたものの始めの数日でなかなかのタマだと認識。
Immoは頼り甲斐のありそうな兄さんとの出会いを素直に喜んでいる。





ImmoとShizuka
緊張の自転車旅初挑戦ながら相方Hannesは自分より断然ペースが速いとなると、Imooは旅始めにして既に自信喪失気味だった。実際HannesがTomoki&Shizukaと会った時、彼等はとある壮絶な上り坂を自転車で進んでいたのだがimmoはというと既にそれを自転車で越えるのを諦めてはヒッチハイクを敢行し頂上でHannesを待っていた。
もし僕達と合流していなければ早い時点でドイツに帰国していたかもしれない。
だから彼にとって、女性ながら南米という厳しい条件を挑戦しているShizukaとは「自分も頑張らなきゃ」と奮起を促してくれるメチャクチャでかい存在なのだ。






HannesとLalo
23歳とは思えない程大人びているHannesと29歳とは思えない程子供っぽいLalo。
初日と2日目なんかHannesは「こんな奴とペース合わせらえるのかよ…」みたいな時もあったのに日に日に仲良くなってはとても良い感じ。Laloは既に何度もHannesに助けられている。






LaloとTomoki
予想以上にハードな自転車旅を自分がやり遂げられるのか、イメージしていた旅と現実とのギャップにLaloは戸惑い気味。それを他人に知られまいと力んでペダルを漕ぐも空回りしてペースを乱すのが余計にTomokiの心配を買っている。






HannesとShizuka
グループの紅一点しかもスペイン語が理解出来て、どんな時でも笑顔を絶やさないShizukaをHannesを尊敬している。








2016/10/23

旅は道連れ自転車で「メンバー紹介」 〜Colombia vol.1〜


Tomoki : 日本人33歳
自転車旅歴 : 約1年
スペイン語力 : 60%
英語力 : 40%
日本語力 : 70%
ドイツ語力 : 0%
現在の心境 : 今回リーダー(と思っているのは俺だけか)っぽくなっているので変な気分






Shizuka : 日本人29歳(このセクション中に30歳に)
自転車旅歴 : 約1年
スペイン語力 : 40%
英語力 : 60%
日本語力 : 70%
ドイツ語力 : 0%
現在の心境 : 仲間が増えて嬉しい






Lalo : メキシコ人29歳
自転車旅歴 : ほぼ無し
スペイン語力 : 100%(多分)
英語力 : 40%
日本語力 : 20%
ドイツ語力 : 0%
現在の心境 : 初の自転車旅に高揚感たっぷり(危なっかしい)






Hannes : ドイツ人23歳
自転車旅歴 : ヨーロッパ圏を数日走った程
スペイン語力 : 5%
英語力 : 60%
日本語力 : 0%
ドイツ語力 : 100%(多分)
現在の心境 : 未知なる大陸での挑戦を始めたばかり。自分のことで精一杯なのに、ネットで知り合ったばかりのImmoは期待とは裏腹に自分におんぶに抱っこ状態で少々ウンザリ気味。






Immo : ドイツ人25歳
自転車旅歴 : ほぼ無し
スペイン語力 : 10%
英語力 :60%
日本語力 : 0%
ドイツ語力 : 100%(多分)
現在の心境 : 良い奴だけれどHannesに依存中の不思議君&タバコ配給係





MéxicoからColombiaに飛んだ後にまさか、まるで2014年末かのように5人旅になるとは…しかもこのメンツ。

何が彼等を引き寄せたのか誰も知る由も無く
しかし何かの縁でしょうか見据える方角だけは何となく一緒なワケです。
ただそれだけで今日も彼等は見知らぬ土地を着の身着のままウネウネサクサクと共に進んでいるのであります。
ここに2014年以来の「旅は道連れ自転車で」シリーズの始まり始まり。







2016/10/08

México vol.7 〜Oaxaca 〜



此処Mexicoを発つ前にOaxacaまでshort trip!…自転車でなくLaroの車で(笑)。




この後Colombiaで合流予定のLaroと、Paty。




Teotihuacanとはまた違った優しい雰囲気に包まれていたMonte Alban遺跡。


古代の人々が手掛ける技術とセンスに心を奪われる。




Templo de Santo Domingo




黄金色の夕陽がキラキラと差し込み、目が眩むほどの独創的な装飾には思わず時間を忘れてしまう。








干し牛肉&焼き野菜を特大tortillaにトッピングしたtlayuda de tasajo、そしてchocolate。Oaxacaの食を堪能。




幾何学模様のレリーフに魅了されたMitla遺跡。




Hierve El Agua
大自然に囲まれミネラルたっぷりの天然プール。







他愛もない話をしては大好きな仲間と笑い合うひととき。




tequilaに続きmezcalについても学ぶ。その味と比例してメキシコのお酒はとっても奥が深い。




北米から長らくお世話になったtortilla de mais (とうもろこし生地のトルティーヤ)ともしばらくお別れ?もう、あれだけ避けてきたってのに。最後の最後に激辛トッピングを味わってしまったのも良い想い出。




自転車旅はそんなに甘ったれたもんじゃない、と教えてくれたBaja California。
道の途中に立ち寄った、名も知られぬ小さな集落puebloたち。
溢れるほどの愛をもらったGuadalajara。
たくさんの刺激と感情とアイデアを与えてくれたGuanajuato。
自分たちの旅を、これからを、うっすらとした未来のビジョンを…。もっと明確に描け、と訴えかけてくれたMexicoに別れを告げ、いよいよ南米に戻ります。







2016/10/05

México vol.6 〜la ruta al 2030 〜

Mexico Cityまで進んだところで、報告事を二点。





①ルート変更のお知らせ

【当初】
CanadaからArgentina北部迄、全過程を走行。
⬇︎
【変更後】
Mexico CityからColombiaの首都Bogotaへフライト。そこから南下。




BoliviaのSalar de Uyuniに来年4月頃の到着を目指しているのは変わらず、しかしその後もこの旅はとりあえず2030年までは継続していきたいと思っている。
最終的にはこの旅を「2030 World Cup Argentina&Urguay 現地観戦」で締め括れたら最高である。

先の話だけれど、2030年サッカーワールドカップ(WC)はArgentina&Urguay共催大会となるのはほぼ間違い無いはず。2018年Russiaと次のQatarはツマラナイ試合を連発するだろうが、WC100周年記念大会となる2030年大会がこの南米2カ国同時開催となれば、また良い感じになるはずだ。

適切な場所で開催されてこそなのだと、2014年のBrazilで痛感した。
そうじゃないと選手も興奮しないからね。

何が言いたいかというと2030年WCをまた現地観戦したい。だから南米で暮らしていく、やっていく覚悟と計画を固めながら自転車で漕いでいる今日この頃なのだ。




2026年はここMéxicoで開催されて欲しいなぁ







②新しい仲間の紹介

【Eduardo "Laro" Rodriguez】




Mexico City在住、29歳。 Warmshowersを通じて僕たちを家に迎えてくれては完全に意気投合。3週間程一緒に過ごしては、最終的に彼も家を飛び出す事を決意!
3人自転車何処まで行けるか。また更に面白くなりそうだぜー!!