2017/02/09

旅は道連れ自転車で〜Peru vol.2〜

◆"Down the line"の巻◆

◆ここまでのあらすじ◆

三蔵法師(Shizuka)と孫悟空(tomoki)は天竺(norte argentina )を目指し自転車を漕ぎ始めました。
険しい国境越えの末にEcuadorから遂にPeruへの道を進み始めた2人。
弱り果てた子猫との出逢いと別れ、次に2人を待つものは…。

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三蔵法師(Shizuka)は困っていました。

Peru北部のJaenに着いた2人はいきなり脱水症になってしまいます。標高700mに位置するこの街はとても蒸し暑く、一行は回復を図るものの結局体調を万全に整えることが出来ないままにこの街を出発します。
そして2日目、自転車で三蔵は濡れていた路面にスリップ転倒してしまい尻部等を強打。自転車で進むことが不可能となり、一行はSanto domingo de la capillaでミニバンを、Cutervoからはバスを利用してCajamarcaに辿り着いたのでした。








何処もかしこもMototaxiにモトタクシー。国境を越えてガラリと様変わりした風景。





Cajamarcaに着いてからも転倒による痛みに悩ませられる三蔵。加えて脱水から続く身体のダルさ、Peruの水も合わずにお腹の調子まで狂ってくるという、正に踏んだり蹴ったり。


ひたすらにもどかしく、憂鬱な毎日。





家も無き状態、見ず知らずの場所で体調を崩してしまうと日常は難しいことばかり。
Peruの道はここからHuascaran国立公園にかけてより一層美しくも過酷なものになってくるというのに、想いとは裏腹に言うことを聞いてくれない自分の身体に三蔵は意欲や気力といったもの奪われがち。
しかし結局のところ、今はEcuadorからPeruに来たことによる気候や環境変化に順応する時間を必要としていること…。







Down the line

一行はこの先、天竺へ続くこの道をブレることなく歩めるのでしょうか…!?





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という訳で、Columbiaから連載しておりました「旅は道連れ自転車で」シリーズはここで一旦お休みさせて頂きます。またの機会にお逢いしましょう。
ブログは引き続きPeru編をお送りします。

Jose Gonzalez "Down The Line"

スウェーデン出身(両親はアルゼンチン人)のシンガーソングライター、Jose Gonzalez。最近は自身の曲が映画「Secret Life of Walter Mitty」でも使用され一躍名を馳せています。

「Down The Line」は僕のお気に入りの曲なのですが、長い間彼がどう弾いているのか全然掴めなかった。ネットでのTab譜や"how to play 〜 "を試してみてもどれも明らかに違う。

でも嬉しいことに、最近「これだ!」というのが出来たので載せたいと思います。
正しいコピーではないですが、ズバリ「3弦をG」にして「4弦は基本ミュート」です。

本当に良い曲、アーティストなのでオススメです。


















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