2015/08/27

ここまでを振り返る vol.2 〜景色と強烈な瞬間〜

◆景色◆
◎SHIZUKA's choice
【Isla de Pascua】
蒼い海と空、紅い夕陽に染まりながら島の人々を優しく見守るモアイ像の姿。


【Austral街道】
Isla de ChiloeからChile本土に戻り、Austral街道に入ったときの感動。今までずっと夢見てきたこの場所に自分の足で、自転車と、そして知基と共に居る。インターネットや本の情報ではなく、実際に自分のカラダでココロで五感で味わうAustral街道。無我夢中でカメラのシャッターを切った。雨上がりの匂いや木々の揺れる音、今でもふとした瞬間に想い出す。


【2015年、正月のEl Chalten】
この世の風景とは思えぬ壮大な景色に包まれた瞬間。



◎TOMOKI's choice
【2014BRAZILW杯 BERGUIM vs ARGERIA 〜初めてのW杯観戦〜】
通路を抜けて青空と満席のスタジアム、緑のフィールドが目の前に現れた瞬間。


【2015年、正月のEl Chalten】
(しずかと同じ)

【La Unionを出発する朝】
早朝。僕たちの乗るバスがとうとうやってきた。
感傷に浸っている暇など無い。急いで自転車を含めた大量の荷物を運ばなければ。
しかし、最初の荷物を積んで「さあ、もう一往復」と振り返った瞬間、朝靄の中をPanaderiaの朝番の皆が手分けして荷物を運んできてくれているという画は強烈に脳裏に刻まれ…。僕達は車内で号泣放心。


◆強烈な瞬間◆
◎SHIZUKA's choice
【転倒とデジャヴ】
Panaderia厨房で足を滑らせ転倒、後頭部を強打した直後、女性従業員に支えてもらった瞬間に感じたデジャヴ。

【ヒッチハイクで2500km】
無理なお願いを快く引き受けBuenos Airesまで連れてってくれたトラック運転手Juanとの日々。次々と通り過ぎる車のライトが涙で滲み、彼のトラックの灯が暗闇に消えてゆくあの夜。


【Isla de Chiloe, Quidiantes家】
庭で育てた野菜や動物の恵みをいただき、子ども達は自然と向き合いながら、日が暮れれば静かに眠る。決して裕福な暮らしではないけれど何より贅沢な生活。愛に溢れる家族と過ごしたひととき。



◎TOMOKI's choice
【2014年6月16日のこと】
日本を出て未だ1週間。W杯観戦の為にSao PauloからBelo Horizonteに向かうも、バスは到着予定時刻を大幅に過ぎては辺りは既に夕暮れ。この街のことも言葉も、今夜の宿泊先への行き方さえもわからない。
夜更け間近のバスターミナル。僕達に向けられる好奇の視線。
パニック状態のそのとき、突如として日本語ペラペラ兄弟が〜、僕達の目の前に〜、現われた!
「日本人に逢えて本当に嬉しい!行ったことはないけれど、僕は本当に日本を故郷だと思っているの!だって…○□※△!」
夜の街を、宿泊先まで車で送り届けてくれた出逢いに感謝。



【風に飛ばされ、湖に水着したテント】
思い出すのも辛い。

【La Unionでのこと】
ある日、僕達が泊まっているPanaderiaに日本人旅行者(女性)がやって来た。
彼女もまた宿泊させて欲しいということで僕が店内の案内している最中、彼女はある職員の挨拶(頬にbeso)を拒んでしまった。
しかめっ面の職員に謝る僕。
文化や性別等色々違いはあるけれどここはArgentinaで、何より彼等は彼女に無償で宿を提供してくれるというのであれば、あの行動は失礼に当たるものだった。




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