2016/05/23

ダグ

ダグは若いときはTKOという日本の武道館でもライブをしたバンドのギタリストで、現在の肩書きは一応ヘリコプターの操縦士なんだけれど、多くのヘリコプターを所有しては何人ものパイロットを雇っていて、その傍ら不動産業を営みながら本人は採金取りに夢中になっているという。


Washington州中西部、砂漠地帯のちょっとした坂を登っているときに彼は車から声を掛けてきた。

「上で待っているから。乗りたかったら乗せてくよ」

このときは通り掛かりの叔父さんが気の向くままに自分達を車に乗せ、1時間後にはお別れするような一期一会かと思っていたのだが僕達はこの全く別世界に住んでいるダグと結局7日間も時を共にしたのだ。


その間に彼が僕達に与えてくれた事を挙げたら本当に切りが無い。
彼は自分の人生体験を通じて得た知識を持ってして、僕達が生きているこの惑星と其処に住む人間の今までの歩みと今後の運命について語ってくれた。

その中で僕達はささやかな、しかし偉大な宗教の洗礼を受けた。

彼は信仰深いキリスト教信者とかでは無い。
本質を知り尽くし、今後起こることを既に見据えている人だった。


物事の本質は見え辛い。そう簡単には示かせない。
それを知り、驚愕したとて
自分達の出せる答えはいつもの、よくあるやつ。

今出来ることを見つめるだけ。


そしていつも

友達が出来るのは嬉しくて、友達と別れるのは寂しいんだ。




ダグが見せてくれたWahington州の景色。600USD相当のヘリコプター遊泳〜



2016/05/16 〜 05/22まで
トータル518kmのワープ‼︎ (爆笑) いや〜自分達で走るって言ったんですけれどね〜…どうしても載せていくっていうもんで〜。 お恥ずかしい ( ̄ー ̄ )







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