2015/01/04

山行報告

新年早々、素晴らしいトレッキングに出掛けましたのでここに報告致します。

ルート名:Vuelta al Cerro Huemul



◎1日目 (1月1日)
【El Chalten - Lago Toro】17km 約9時間
PabloとNoemiと共にEl Chaltenの町を11時出発。先ずは管理局に寄って書類にパスポート番号や海外保険情報を記入。その後5km地点にある分岐点の木陰に荷物を隠し置いては、一度別ルートを歩くこと片道1時間。Cerro Fitz RoyとCerro Torreを眺め佇む。その後は元のルートに戻り、22時過ぎにLaguna Toro手前にあるキャンプ場に到着。












◎2日目 (1月2日)
【Lago Toro - Refugio Paso del Viento】12km 約10時間
朝食後10時に出発。氷河が作る湖の色に見惚れる間も無く、朝から川渡り。冷たい水が目覚ましとなる。急な崖坂を登り続けては、ついに氷河上へ。El Chaltenで氷河の上を歩けるとは思っていなかった。荷物を降ろしてはしゃぎ回ること40分、もっと奥の方まで歩いてみたかったが時間の都合上断念。昼食後はいよいよ標高1600mのPaso del Vientoを目指す。今朝のキャンプ上との標高差は900m。更に傾斜を増した崖を氷河を背にしながら這い上がった後、僕達の目の前に広がったのはPatagonia南方の絶景だった。




















◎3日目 (1月3日)
【Refugio Paso del Viento - Paso Huemul - Lago Viedma】18km 約10時間
昨夜はテントも必要無く、山小屋内でゆっくりと朝食後11時出発。巨大な氷河を横目にしながら歩き進むも、皆何度も振り返ったり足を止めて写真撮影に夢中になってしまう。氷河を見降ろしながら優雅な昼食&コーヒータイム。しかし、終盤の急勾配を下るのは今トレッキング中最大の難関と感じた。












◎4日目 (1月4日)
【Lago Viedma - Bahia Tunel - El Chalten】18km 約8時間
8時に起きるも、出発前に氷河鑑賞。しかし鑑賞するだけでは満足しない一行。より高みを目指そうと一会議の末、約30m先に浮かんでいる巨大な氷河の欠片を目指すべくイカダを作ることに。しかし敢え無く失敗。枯れ木と靴紐で拵えたイカダは50cmも進む事なく、50cm沈むだけという結果に終止。そんなこんなで、結局キャンプ地を出発したのは12時過ぎ。先を急ぎ歩き続けること6時間。疲労困憊もこの最後に来てまたしても川渡り。小雨降る中、股間に到達する程の川を渡っては無事にルート終了。しかし、町まではまだ12km歩かなければ…しかししかし、あっさりとヒッチハイキング成功してしまうのは、さすが!












Patagonia内にも関わらずこのルート、無料で尚且つ人とすれ違うことも皆無です。その心地良さ、分かるでしょう?観光客同士の挨拶、声掛けをしなくて済むのです。そして、この絶景です。素晴らしいトレッキングでした。




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