2015/01/21

1/12 〜 1/21

◎1月12日 - 14日
【El Carafate 】
カラファテでは、クライマーやハイカーの為に寝床を解放している"La Cueva"で過ごす。実際世界に出てみると、日本で調べていた情報とヨーロッパのサイクリスト達から得る情報が違っていて面白い。
12日は、大先輩チャリダーのワタルさんと念願の再会を果たす。パラグアイのアスンシオン以来の再会。当時、何の知識もなかった自分達の為に資料を作っては持たせてくれた。サンティアゴではそれを片手に日々、自転車屋に通ったものだ。近況報告やこの先の情報交換をしながら、夕食を振舞ってもらった。お互い向かう方向は違うけれど、同じように自転車で旅をするワタルさんの存在というのはとっても心強い。



◎1月15日
【El Carafate - 75km地点】80.69km
15時を過ぎての出発。Ruta40の合流地点まで来た道を戻る、前回悩まされた風を今日は味方につけて。穏やかに続く坂を登ってからは、南に進路をとるにつれて横風になり、どんどんペダルが重たくなっていく。分岐点まで行けば建物があると聞いていたもののすっかり日が暮れてしまい、結局数kmほど戻った橋の下でテントを張った。






◎1月16日
【75km地点 - Tapi Aike 】86.10km
El Cerritoの分岐点からは少し久々の未舗装路。途中までは、こういうパンパには未舗装路のが似合うね、なんて余裕綽々で言ってたけれど前言撤回。半分を過ぎてからはゴロゴロした石ばかり、方向を変えるにも迂闊にハンドルを切れない。日没とともにTapi Aikeに着き警察署の庭にテントを張らせてもらった。








◎1月17日
【Tapi Aike - 31km地点 】31.16km
ギアの調子が悪く修理を試みるも上手くいかず、なんとか走れるようになったのは午後を過ぎてから。こうなりゃ今日はとことんのんびり行こう、と出発前にカフェをたしなむことに。するとこの近くに仕事に来ていた親子から、鶏肉&ポテトサラダ&果物の差し入れ。集落も少ないこの地域では警察署がちょっとした憩いの場のようだ。少し走って森を見つけては、ぽつりと建つ藁小屋の前で就寝。明日は早起きして今日の分を取り戻そう!








◎1月18日
【31km地点 - Rio Turbio Mina】55.82km
8時過ぎに走り出して1kmもしないうちに、ふと見覚えのある自転車と人影が…。プンタアレーナスで再会を、と一度別行動をとったPabloだった。こんなに早く再会できるとは驚いた。話によると、立ち寄る家や出逢う人々が口を揃えて「ついさっき日本人が来たところだよ」と言うもんだから、それが原動力となったようだ。Rio Turbioで食材を調達してから国境前でキャンプをした。チリに持って入れない野菜やお肉、ついでにワインで再会を祝った。












◎1月19日
【Rio Turbio Mina - Puerto Natales】
アルゼンチンのイミグレを越えてからは下り坂が続き、チリを懐かしむようなのどかな風景を堪能したあとは、一気に交通量が増えて排気ガスだらけの道路を抜けプエルトナタレスに到着。予想以上に街はツーリスティックで、特にplaza(公園)は緑が多く居心地が良い。Pabloの友人であるJanita(ハニータ)の家にお邪魔することになった。





◎1月20日 - 21日
【パイネ国立公園 Puerto Natales】
ガイドの仕事をしているJanitaのお誘いでTorres del Paine National Park(パイネ国立公園)へ。多くの観光客とつねに挨拶を交わしながら、数十メートルごとに丁寧に建てられた看板に沿って皆が同じルートを目指す。キャンプサイトを埋め尽くす程のテントの数、石鹸付きの水洗トイレ…思わず違和感を感じずにはいられない。Base de Las Torresで目の前に広がる壮大な景色を堪能しながらも、先日のロングトレッキングは凄い体験だったと改めて感心。
さて、翌日からは僕達3人の猛烈なラブコールにより何とJanitaも加わり旅が始まる。たった2日間でOrtliebサイドバッグとTubusキャリア、その他諸々を完璧に入手できるとはさすが!








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